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ポレンタ天国

ちょいデブおやじのダイエット奮闘記です(笑)

日本語教師の参考になるSNS発信者

参考になるなどとエラソーニ*1言えるような立派な人間ではありません。ずいぶんと面の皮の厚いことよ。


①稼げる日本語教師になろう
businessjapanese.doorblog.jp
働き方であったり仕事術であったりが、会社員経験のない日本語教師の参考になります。日本語学校に勤めなくても職業にできると知れるのは心強いものです。


②仕事にする日本語教師
japaneseteacher875.blog.fc2.com
養成講座に通わなかった、野良育ちの日本語教師も大勢いることと思います。その人たちにとって、とくに「採用試験対策」や「授業準備の前に…」などのカテゴリーが助かります。


③border
twitter.com
法的倫理的論理的におかしいことをちゃんとご指摘になるかたです。



以下、参考にならないSNS発信者


①いわゆる「全人格労働」*2を強いる人
たとえば、休日も日本語教育のために費やせ、とか、賃銀以上に働け、とか主張する人(=滅私奉公万歳!で「仕事と生活の調和」を求めない人)は、自分もそういう苦労をしてきたせいで「認知的不協和*3の解消を図っています。

人間は苦労しないほうがいいに決まってる。苦労して良かったというのは、成功した人がそういうのであって、一般的には苦労することで性格が歪むのでいいことはない(司馬遼太郎のことばだそうですが、典拠不明)


②現在の社会情勢を論じて、未来の予測に及ぶ人
ちびまる子ちゃん』に、主人公がノストラダムスの大予言を信じて勉強することをやめようとする話があります。主人公の姉が諭します。あんた、予言が外れたらただの莫迦な大人として生きてくことになるよ(大意)。それと同じで、假に、ある人が厚生年金なんて大幅に減額されたうえで支給されるに決まっているから加入するのは損だ、と言ったとします。それを真に受けて常勤職を手放したのに、厚生年金はじゅうぶん手厚いまま続き、自分は国民年金のみでいささか寂しい老後を迎えることになっても、ある人が責任を取ってくれるべくもありません。*4時論は、しばしば事実認識に希望が紛れこみます。


③ICT教育を崇拝する人
ICT教育は万能ではありませんし、現状ではまだまだ課題が山積しています。ICT教育が絶対に正しいかのような主張をする人のなかには、それによって利益を得ている人も当然たくさん含まれます。
bto-pc.jp
kotaenonai.org
OECD: 小中学校へのコンピューターやタブレット導入の促進は児童生徒の学力向上には逆効果」↓
http://business.newsln.jp/news/201509170055440000.html



独自研究を述べる人
学術論文として発表されていない分析は信憑性が薄いです。*5日本語文法でわからないことがあったら、くろしお出版の『現代日本語文法』シリーズを参照するなり、ciniiで論文検索するなりしましょう。

現代日本語文法1 第1部総論 第2部形態論

現代日本語文法1 第1部総論 第2部形態論

pluit-lapidibus.hatenablog.com


⑤科学的態度をとれない人
血液型性格診断が迷信なら証拠を出せ、世論調査は固定電話にかけているのだから結果が偏る、みたいなことを言い出す人。SNSのアンケート結果だけで全体を判断する人。「ゆとり世代」「バブル世代」「団塊(の)世代」等の世代論で十把一絡げに揶揄する人など。

↓血液型診断
www.sciencecomlabo.jp
↓固定電話と携帯電話と世論調査
www.huffingtonpost.jp
bylines.news.yahoo.co.jp
↓統計、サンプリング
www.stat.go.jp
大人向けは↓
www.stat.go.jp


(11/10/2016追記)⑥人種差別主義者
このようなお商売をしていても、ヘイトスピーチ対策法が定義するヘイトスピーチ*6に該当する言動をなさる方がおいでです。



学校教育法第五十一条は、高等学校の教育目標に、「三:個性の確立に努めるとともに、社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、社会の発展に寄与する態度を養うこと。」を挙げています。*7私のようなぱっとしない人間は、下手の考え休むに似たり、である場合がままあるのですが、安易な思い付きと思い込みに気をつけたいものです。




pluit-lapidibus.hatenablog.com
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*1:1382-1436 フィレンツェ人文主義者。対話の際にいつも自分の学識の高さを誇ったため、大いに嫌われたという。

*2:news.yahoo.co.jp 似たような語として、「感情労働」と「やりがい(の)搾取」があります。

感情労働とは何か (信山社新書)

感情労働とは何か (信山社新書)

軋む社会---教育・仕事・若者の現在 (河出文庫)

軋む社会---教育・仕事・若者の現在 (河出文庫)

*3:認知的不協和 - Wikipedia

*4:“無年金者が増えているんだから年金制度は破綻するに決まっている”とか、“どうせ自分が老後を迎えるころには年金なんて貰えないだろう”とか、“議員も公務員も「身を切る改革」をすれば何とかなるだろうに”とか思っている人には、権丈善一の『ちょっと気のなる社会保障』(勁草書房)をつよく推薦します。世間に浸透している「常識」がでたらめであるとわかります。

ちょっと気になる社会保障

ちょっと気になる社会保障

*5:とはいえ、査読付きでない論文は信用が担保されないのですが。

*6:kotobank.jp

*7:学校教育法