ポレンタ天国

たぶん読んだ本・見た映画の記録が中心になります

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

イタリア文学でおすすめは何ですか〈第1版〉

と尋ねられて答えに窮したことのある人が、日本列島に100人ぐらいはいるのではないかしらと思います。一昔前は、紹介しようにも新刊書店で買えるものが極端に少なかったものでした。 そのころの定番と言えば、わたくしの周りでは、 ナタリア・ギンズブルグ『…

ノーベル文学賞受賞作家(イタリア編)

1906年 ジョズエ・カルドゥッチ ウィキペディアの記事はこちらです。 ジョズエ・カルドゥッチ - Wikipedia 「糸杉」 http://www.aditalia.jp/giapponese/news2008/bolgheri/index.html ベネデット・クローチェ「19世紀後半のイタリア文学に関する覚書 第一回…

ガラパゴス?

ヨーロッパで「直接(教授)法」が成功をおさめたのは学習者の母語も学習対象言語もインド・ヨーロッパ語族だったからじゃなかろうか、というのは私の思い付きと思い込みです。探しかたが悪いだけで、実証した論文があるにちがいありません。 イタリア語では、…