8月に読んだ本・見た映画
クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』
林修先生が解説!3分で分かる映画『ダンケルク』【HD】2017年9月9日(土)公開
すごかった。映画館でしかかからない映画の魔法があると思うのですが、映画館で4Kでこれを見られてよかったです。
イ・ウォンテ監督『悪人伝』
映画『悪人伝』予告編
邦画のだめな部分を真似しちゃったかのようなところもあるのですが、マ・ドンソクがそうした欠点を補ってあまりあるのでいいです。
カルロ・ゴルドーニ(1984)『ゴルドーニ傑作喜劇集』(未來社)
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「扇」を読んで、喜劇における勘違いの系譜が気になりました。ゴルドーニではこれがいちばんモダンで好きです。オスカー・ワイルドの喜劇につながるように思います。牧野文子訳がこのまま品切になったら、ちょっと残念。未來社で新装版を出すか、白水Uブックスないしハヤカワ演劇文庫で再刊するかしてくださないものでしょうか。
「コーヒー店」は何度読んでも好きになれなくて、「18世紀ヴェネチアの風俗や規範意識の保存装置でしかないのでは🤔」と思っていたんですが、解釈の手がかりがほんの少し見えてきたような気がしました。
ベネデット・マルチェッロ(2002)『当世流行劇場:18世紀ヴェネツィア、絢爛たるバロック・オペラ制作のてんやわんやの舞台裏』(未來社)
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ヴィヴァルディとそのオペラ座を誹謗中傷するために書かれた本。お気楽な娯楽だったオペラを格調高くしたのはワグナーということになるのでしょうか。
バリー・ウォン、ジェイソン・チャン監督『追龍』
映画「追龍 ついりゅう」予告編(出演:ドニー・イェン 、アンディ・ラウ )
ずっと待っていた映画。アンディ兄貴の声がさすがにおじいちゃんになっていましたが、この2人の共演が見られて大満足でした。ノワールな香港、大好き