ポレンタ天国

たぶん読んだ本・見た映画の記録が中心になります

「自称進学校」生のための参考書・問題集ガイド7/6:小論文

・いわゆる「自称進学校」に通う人は、周囲の大学受験経験者の指示にしたがっていると、合格できるもんもできなくなってしまうという不条理な目にあうこともあります。また、「自称進学校」では自分の自由になる時間が少ないせいでたくさんの問題集・参考書に手を出す余裕がなく、数を絞らなくてはなりません。
・そういう高校生や浪人生のお役に立てるとうれしいです。どうしたらいいかわからないときの参考にしてください。
・ここで想定しているのは、なんとかぎりぎり地元の国立大学やMARCH/関関同立を狙えそうな学力以上の人です。たとえば、英語でいうと自動詞と他動詞の違いも怪しいような人は他をあたってください。
・やる時期は、高校3年生の1学期から夏休みの終わりぐらいまで、を想定しています。理系数学や物理化学は11月までかかってもかまわないでしょう。
・もうすぐ大学入試制度が大きく変わりますから、ここに挙げた本たちも近々使命を終えるのかもしれません。


1. なんもわからん
中塚光之介『採点者の心をつかむ合格する小論文』 (かんき出版)

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2. たくさん練習したい
代々木ゼミナール編『新小論文ノート ベストの問題・解答例・解説集』(代々木ライブラリー)
毎年夏に最新版が出ます。

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3. 背景知識を増やしたい
新聞を読めとよく言われますが、日本事情について書かれた本を読んだほうが早いです。

中野芳樹ほか『小論文テーマ別課題文集21世紀を生きる 16テーマをPICK UP!』(駿台文庫)

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二通信子ほか『日本語力をつける文章読本 知的探検の新書30冊』(東京大学出版会

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